香港で使われる「広東語」にスポットを当てた、旅の会話集。3泊4日程度の香港旅行を想定し、旅の街歩きの途中でちょっと話せると楽しい、広東語の言い回しを厳選して紹介しました。あいさつだけでも覚えたい!という人のための簡単なひとことから、到着・観光・ショッピング・食べ歩き等の各シーンに使える広東語会話を掲載しています。香港の整備された交通機関を使いこなすための「香港公共交通ガイド」的な章も盛り込んだ1冊。ハンディサイズの新書版、会話と単語にはすべて発音記号(6声調)表記付き。会話文の合間には香港に関するミニコラムや欄外おまけ知識なども。明日からの香港旅行のお供にという方も、しばらく行けないけれど懐かしい香港の雰囲気に浸りたい方にも、ぜひ手にしていただきたい本です。
*著者小柳淳さんは当協会理事、広東語監修の太田良子さんは当協会会員です。
田村早苗・小柳淳:著/広東語監修:太田良子
三修社 刊(本体定価1,500円+税)
2012年7月1日に香港は返還15周年を迎えます。イギリス植民地から中国の特別行政区香港に変わったあとも、香港のパワフルさは変わりません。むしろ、時代の変化に応じて輝きを増しています。本書は東洋と西洋が交錯してきた歴史を偲ばせる街並みとストリートに着目して、香港の道路の名前や立地から香港の魅力に迫ってゆきます。また、香港第一の地図帳『香港街道地方指南』の出版社への取材記録も収録しています。
小柳 淳:著 TOKIMEKIパブリッシング 刊 (本体定価1,680円+税)
■ その他の書籍
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西洋にとっては東洋への前線基地であり、東洋にとっては西洋への窓口であった香港。
アヘン戦争から中国への返還に至るこの街の150年余の歴史を、郵便学者・内藤陽介が、ときにはビールを片手に、ときには中華料理をつつきながら、切手に関する該博な蘊蓄とともに語り下ろす。
内藤 陽介:著 大修館書店 刊 (本体定価2,400円+税)
香港の人たちの母語・広東語がわかれば、素顔の香港人を知ることができます。また、世界各地のチャイナタウンでも広東語はよく使われています。この本は広東語の入門書で、全くの初学者で中国語を知らない人でも無理なく系統的に、一通りの入門を身につけられます。付属のCDで発音の基礎を習得し、旅行会話を通して文法をマスターしましょう。
飯田 真紀:著 白水社 刊 (本体定価2,700円+税)