第21回 オンライン・香港フォーラム

2020年12月1日〜3日

香港貿易発展局(HKTDC)と香港ビジネス協会世界連盟(Federation)が共催する、今年が初のオンライン開催となった第21回香港フォーラム(2020年12月1日〜3日)は、成功裏にに幕を閉じました。Federationは、多国間のビジネス企業同士を結び付け、香港の優位性をプロモートするための効率的なプラットフォームとしての機能を有する、世界46の香港ビジネスアソシエーションをつなぐユニークなネットワークです。
本年の香港フォーラムでは、世界中のビジネス・リーダーの方々が集結し、ポストコロナの苦境を乗り切るための変化への対応、リスクをチャンスに転換するためのニューテクノロジーとソリューションの提案、広東香港マカオ大湾区の発展がもたらすビジネスチャンス等についての最新情報を共に発見するために一堂に会しました。

第21回香港フォーラム at a Glance

•16名の著名なスピーカー
•38か国・地域から900名以上のビジネス・リーダーの参加
•6セッションへの1,700回以上の閲覧
•ヤング・エグゼクティブ・プログラムへの300名への以上の参加者
•各パネルディスカッションのテーマについての、オンライン・プラットフォームRemoを使ったライブ・ネットワーキングセッション
•時差がある世界各地からの参加者のための、パネルセッションのライブ再上映とビデオ再上映
•複数の香港ビジネスアソシエーションのためのオフライン視聴セッションの開催
•テクノロジーとイノベーション分野からの6名のエクセレント・スタートアップ・アワード優勝者


香港フォーラム初日の開会挨拶で、香港貿易発展局マーガレット・フォン総裁は、世界的な苦境において、香港の持つ接続性・国際性といった強みが、パンデミック、保護貿易主義、ポピュリズムによる経済的打撃に打ち克つために必要であると述べました。

デニス・チュー香港ビジネス協会世界連盟会長は、Federationは、香港の持つ独自のグローバルネットワークであり、香港を拠点とした、または香港を通じたビジネスや投資を促進するに当たっての各種支援を提供するのみならず国際ビジネスコラボレーションの推進を担っていると語りました

2020年12月1日、香港特別行政区政府ポール・チャン財政長官による基調講演

オンライン・ライブネットワーキング・セッションにて、スピーカーと参加者がRemoプラットフォームを通じて相互交流

PwC HK、Kerry Logistics ならびにPing An Groupからのスピーカーがポストコロナの変化また「新たな日常」における市況変化の中で、産業別にどのように対応すればこの苦境を克服できるかについて話し合いました。

Snapask、 PHASE Scientific、ならびに Roborn Technologyからの各講演者は、自身の企業が、いかに変化することで新たなビジネスチャンスを発見し、事業を成功へ導くことができたかについて、説明しました。

香港の若手起業家が、革新性とテクノロジーを取り入れることによって、いかに広東香港マカオ大湾区の発展がもたらすビジネスチャンスを掴むことができたかについて、自らの体験を踏まえてその知見を共有しました。

いくつかのビジネスアソシエーションでは、会員同士のネットワーキングと意見交換を促すため、フォーラムのオフライン視聴セッションを開催しました。

オフライン視聴セッション

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